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湘南で子育て、住みやすいのはどのまち?家賃と支援制度で7つのまちを見比べる【2026年度版】

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子どもを海の近くで育てたい。そう思って湘南の街を調べ始めると、7つのまちが候補に挙がります。医療費の助成も、給食費も、待機児童も、どれも大事に見えて優先順位がつきません。

保育園の入りやすさと家賃の安さがそろうのは平塚市で、2026年4月1日の待機児童は0人、2LDK・3LDKの家賃の平均は約8.7万円です(神奈川県の待機児童数の公表、roomapの掲載データ・2026年10月時点)。

湘南は、子育てに関してお金の負担が全般に軽いエリアです。子ども医療費はどのまちも18歳まで・所得制限なしで、支援の手厚さにまちごとの差もありません。住むまちを選ぶ決め手は、保育園の入りやすさと家賃、そして街の雰囲気のほうです。

対象は湘南の7つのまち(藤沢・茅ヶ崎・鎌倉・平塚・逗子・大磯・二宮)です。制度は各まちの公式情報(2026年10月確認)、家賃はroomapの掲載データ(2026年10月時点)によります。各まちの細かい支援は、まちごとのガイドで紹介します。

湘南で子育て、本当に見るべきは「保育園」と「家賃」

まちを分けるのは、保育園の入りやすさと家賃の2つです。街選びで重視することを聞いた調査では治安・自然・教育が上位に並びますが(roomap調べ ※9)、これらは市や町という単位より、街や学区ごとに変わります。まち選びの段階では差になりません。お金の支援も、次の章で見るとおりどのまちもほぼ横並びです。全体像は次のとおりです。

まち 子ども医療費 待機児童(保留は参考) 家賃(2LDK/3LDK) 子育てしやすい街(※9)
藤沢市 18歳・所得制限なし 待機7
保留440
約14.4万円 1位
茅ヶ崎市 18歳・所得制限なし 待機0
保留296
約14.6万円 2位
鎌倉市 18歳・所得制限なし 待機1
保留85
約15.3万円 3位
平塚市 18歳・所得制限なし 待機0
保留268
約8.7万円 —
逗子市 18歳・所得制限なし 待機4
保留15
— —
大磯町 18歳・所得制限なし 待機2
保留49
約7.5万円(参考) —
二宮町 18歳・所得制限なし 待機0
保留5
— —
  • 保育園に入りやすいのは茅ヶ崎・平塚・二宮(待機0)、家賃が安いのは平塚・大磯です。子ども医療費はどのまちも18歳まで・所得制限なしなので、決め手はこの2つです。

注:待機児童と保留児童は、7つのまちとも2026年4月1日時点です。保留児童は申込の母数でも人数が動くため、まちどうしの比較には使えません。参考として並べています。家賃は2LDK・3LDKの平均です。逗子・二宮は掲載数が少ないため平均を出していません。大磯も掲載数が少ないので参考値です。

お金の支援は、どのまちも手厚い

子ども医療費の助成は、どのまちでも18歳の年度末まで・所得制限なしです(各市公式 ※2〜8)。保険診療の自己負担分が、世帯の収入にかかわらず助成されます。

数年前までは、市によって対象年齢や所得制限に差がありました。鎌倉市にもかつては所得制限がありましたが、いまは撤廃され、どのまちも同じ水準にそろっています。窓口での支払いも、県内の医療機関で医療証を見せれば、7つのまちとも保険診療の自己負担分はかかりません。

児童手当や出産の給付は国の制度が中心です。「どのまちが経済的に得か」を比べる意味は、湘南ではほとんどなくなっています。

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実際に差がつくのは「保育園に入れるか」

子ども医療費が横並びなぶん、まち選びでいちばん差がつくのは保育園に入れるかどうかです。

よく混同されますが、「待機児童」と「保留児童」は別の数字です。「待機児童」は国の基準で数えた人数で、育休を延長した人や特定の園だけを希望した人は除かれます。いっぽう「保留児童」は、申し込んだのに入れていない人の総数です。実態に近いのは保留のほうですが、人数はまちの規模(申込の母数)で大きく動くので、まちどうしを比べるには向きません。比べるなら、基準のそろった待機児童で見ます。

2026年4月1日時点の待機児童は、茅ヶ崎・平塚・二宮が0人、鎌倉1人、大磯2人、逗子4人、藤沢7人です(神奈川県の公表 ※6〜8)。

  • 茅ヶ崎・平塚・二宮は待機ゼロで、保育園に入りやすいといえます。
  • 藤沢の7人は、湘南のなかでは多いほうです。ただ藤沢は人口が湘南で最大なので、この人数がそのまま入りにくさを表すとはかぎりません。
  • 大磯は前年から大きく減りました。2025年4月は12人で、神奈川県内でも待機が10人を超える部類でしたが、2026年4月は2人です(※7)。

数字は申込の時期や年で動きます。気になるまちが決まったら、最新の空き状況は各まちの窓口で確かめられます。まちごとの詳しい事情は、まちごとのガイドで掘り下げます。

もう一つの決め手は「家賃」

支援が横並びなら、差がつくのは毎月の固定費である家賃です。ファミリー向けの2LDK・3LDKの平均で見ると、平均を比べられた5つのまちでは、最も高い鎌倉(約15.3万円)と最も安い平塚(約8.7万円)で、月6万円以上の開きがあります(roomapの掲載データ・2026年10月時点 ※1)。

  • 高めなのは鎌倉・茅ヶ崎・藤沢(約14万〜15万円台)です。暮らしの便利さやブランド、海の近さが、家賃の高さに表れています。
  • 抑えめなのは平塚・大磯(約7万〜8万円台)です。なかでも平塚は、家賃を抑えられて待機児童もゼロなのが強みです。

逗子・二宮は掲載数が少なく、家賃の平均を比べられませんでした。

家賃の安い平塚・大磯なら、同じ予算で広く住める分、子ども部屋やもう一部屋に余裕が出ます。間取り別・駅別の細かい相場は、駅別の家賃ランキングもあわせてどうぞ。

治安・自然・教育は、市や町より「街・学区」で見る

数字には表れない実感も、まち選びの材料になります。湘南の子育て世帯への調査では、街選びで重視する点は治安が約6割、自然環境と教育施設がそれぞれおよそ半数でした(roomap調べ ※9)。

同じ調査の「子育てしやすい街」では、1位が藤沢市(得票約30%)、2位が茅ヶ崎市、3位が鎌倉市です。藤沢は、買い物や医療のそろう都市機能と、海や自然が両立する点が支持されました。茅ヶ崎は地域のつながりの温かさ、鎌倉は自然と学びの環境が評価されています。

ただし治安や学校の質は、市や町というより街や学区の単位で変わります。このあたりは、まちごとのガイドに具体的に書いています。

まとめ:保育園と家賃で見ると、まちはこう並ぶ

支援はどこも横並びなので、保育園・家賃・街の雰囲気の3つで整理すると、まちの並びはこうなります。

  • 待機ゼロで保育園に入りやすいのは茅ヶ崎・平塚・二宮です(2026年4月時点)。
  • 家賃がいちばん抑えられるのは平塚・大磯です(大磯は掲載数が少なく参考値)。
  • 買い物や医療の便利さと海の近さが両立するのは藤沢です(子育てしやすい街1位。ただし保留は多く、家賃も高めです)。
  • 自然と落ち着いた環境がそろうのは鎌倉・逗子です(鎌倉は家賃が高めです)。

お金の支援はどのまちも横並びなので、「保育園に入れて、予算に合うまち」から見ると、候補を絞りやすくなります。気になるまちの子育て向き2LDK・3LDKは、平塚・茅ヶ崎・藤沢などからroomapで探せます。

各まちの支援の詳しい中身は、まちごとのガイドで確認できます。


平塚市・茅ヶ崎市・藤沢市の家賃相場や住みやすさは平塚市の街情報ページ・茅ヶ崎市の街情報ページ・藤沢市の街情報ページにまとめています。

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